ヒアルロン酸とは?
ヒアルロン酸という今ではとても有名な保湿成分に関係する物質は
鶏のトサカから抽出されたものです
最初はとても高価なもので、現在ではバイオ技術の発達でとてもお安く生産ができるようになりました
その使用範囲は広くなり、ヘアケア製品やハンドクリームなどまでににも配合されるようになって
その能力は天然のものも合成のものも変わりませんからかなり広範囲に使われるようになっています
このヒアルロン酸というものを化粧品としてお肌に用いた場合
お肌の表面に保護の幕を張ってとても保湿成分としては優れたものになります
乾燥した季節でも水分を保ってくれますから、セラミドと比べてかなりお値段も安いのと
敏感肌の人にも使える刺激のない物質であることから保湿成分としてはかなりマルチに使われています
これらの性質から30代くらいまでの若い人には特にオススメで
乳液など使わないでヒアルロン酸配合のノンオイルの美容液を使うのがとてもオススメの使い方です
こんなにもお勧めのヒアルロン酸ですが、欠点がないわけではなくて
その欠点とはあまりにたくさん使った場合は肌がベタベタした感じになってしまうという欠点を持ちます
水分がとても多くなりますから、梅雨時の湿気の多い時などのように肌が湿った感じになってしまい
潤ってなめらかになっているような雰囲気と言うよりも
べたべたと張り付く感じになって、いまいち化粧のノリも悪くなる状態になります
このヒアルロン酸の弱点はもともとは角質層の中には存在しない物質だからというのが原因だそうです
真皮の中にはあるのですが、お肌の表面の角質にはないのです
そんな理由で角質層とのなじみが悪いということがこの欠点の原因です
これはもともと角質に存在するセラミドや天然保湿因子の方が馴染みが非常によく感じられることからわかります
ですがヒアルロン酸というのは優れた水分維持能力を持っているので
保湿成分としてはなくてならないものなので
どんな保湿成分といっても一朝一夕ですから様々な組み合わせで長所短所を上手にカバーし合うように
保湿をうたう化粧品には絶妙にブレンドされた形で使われます
そんな理由で化粧品に含まれているヒアルロン酸自体には
真皮まで浸透する力がありませんから加齢で減ってしまったヒアルロン酸を増やす事はできません